“小男”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こおとこ69.2%
こをとこ23.1%
げなん7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きみのうしろに、ぼくの助手の小男こおとこがうずくまって、ピストルをつきつけているんだよ。手むかいをすれば、きみの命はないんだぜ。
奇面城の秘密 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
心丈夫こゝろじようぶ車夫しやふかほれば二十五六のいろくろく、小男こをとこせぎす、あ、つきそむけたあのかほれやらでつた、れやらにるとひと咽元のどもとまでころがりながら
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その怪しい女の姿は翌朝また地爐いろりの傍に見えた。その時小三郎はまだ眠っていたので小三郎の父の家から付けてある重左衛門じゅうざえもんと云う小男げなんが見つけた。
四谷怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)