“こをとこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小男100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心丈夫こゝろじようぶ車夫しやふかほれば二十五六のいろくろく、小男こをとこせぎす、あ、つきそむけたあのかほれやらでつた、れやらにるとひと咽元のどもとまでころがりながら
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
一人ひとりかみの二三ずんびたあたまして、あしには草履ざうり穿いてゐる。いま一人ひとりかはんだばうかぶつて、あしには木履ぽくり穿いてゐる。どちらもせてすぼらしい小男こをとこで、豐干ぶかんのやうな大男おほをとこではない。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
いつもふ電車の中の小男こをとこ
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)