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こおとこ
ふりがな文庫
“こおとこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小男
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小男
(逆引き)
年々若づくりになって行く種子と、二十代から
白髪
(
しらが
)
のあった色の黒い
小男
(
こおとこ
)
の重吉とは、二人並んでいても年のちがいが以前ほどには目に立たぬようになって来た。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「しかし、
小男
(
こおとこ
)
さん。おまえさんは、なぜ、いまごろ
歩
(
ある
)
くのだ。」と、
電信柱
(
でんしんばしら
)
は
聞
(
き
)
いた。
電信柱と妙な男
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
短気の石山さんが、
鈍
(
どん
)
な久さんを
慳貪
(
けんどん
)
に叱りつける。「車の
心棒
(
しんぼう
)
は
鉄
(
かね
)
だが、鉄だァて
使
(
つか
)
や
耗
(
へ
)
るからナ、
俺
(
おら
)
ァ段々
稼
(
かせ
)
げなくなるのも無理はねえや」と、
小男
(
こおとこ
)
ながら小気味よく稼ぐ
辰
(
たつ
)
爺さんがこぼす。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
こおとこ(小男)の例文をもっと
(9作品)
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