“小男鹿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さおしか33.3%
さをしか33.3%
さをじか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小男鹿さおしかのつまにするはぎの花などはお顧みにならずに、不老の菊、衰えてゆく藤袴
源氏物語:44 匂宮 (新字新仮名) / 紫式部(著)
新羅しらぎに遣はさるる使人等の一行は、ここ志賀の浦波に照りかへす月光を看て、遠くも来にける懐郷の涙をしぼり、志摩郡の唐泊からどまりより引津泊ひくつどまりに移り、可也かやの山べに小男鹿さをしかの声の呦々えう/\たるを聴き
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
小男鹿さをじか痛手いたでぞわれに
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)