“華陰”の読み方と例文
読み方割合
かいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかれども水神ありて華陰かいんの夜に現われ、たまを使者に托して、今年祖龍そりゅう死せんとえば、はたして始皇やがて沙丘しゃきゅうに崩ぜり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
華陰かいんの令をしている者があって、それが上官にびようと思って一ぴきの促織を献上した。そこで、試みに闘わしてみると面白いので、いつも催促して献上さした。
促織 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
帝の御車は、華陰かいん寧輯ねいしゅうという部落にある楊奉の陣所へ行って、営中にお泊りになった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)