“かいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カイン
語句割合
華陰41.7%
禍因33.3%
夏殷8.3%
8.3%
河陰8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
華陰かいんの令をしている者があって、それが上官にびようと思って一ぴきの促織を献上した。そこで、試みに闘わしてみると面白いので、いつも催促して献上さした。
促織 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
無論どの自動車にも衝突のポシビリティーはありますが、しかし始めから禍因かいんが歴然と存在している場合とは違いますからな。次にはこういうことも私には云われます。
途上 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
しゅうの王朝は、夏殷かいん二代の王朝の諸制度を参考にして、すばらしい文化を創造した。私は周の文化に従いたい。」
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「おかいんなさいまし」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
河間王かかんわう宮殿きうでんも、河陰かいん亂逆らんぎやくうて寺院じゐんとなりぬ。たゞ堂觀廊廡だうくわんらうぶ壯麗さうれいなるがゆゑに、蓬莱ほうらい仙室せんしつとしてばれたるのみ。たんずべきかな。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)