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禍因
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かいん
ふりがな文庫
“
禍因
(
かいん
)” の例文
同時に、劉備の死後、その大義名分を、先帝の遺業として承け継いできた孔明にも、
禍因
(
かいん
)
はそのまま及んでいたわけである。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
無論どの自動車にも衝突のポシビリティーはありますが、しかし始めから
禍因
(
かいん
)
が歴然と存在している場合とは違いますからな。次にはこういうことも私には云われます。
途上
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その、間違いをひき起した、そもそもの
禍因
(
かいん
)
を、今深くかえりみてみると、まったく、お綱の指である。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で、かれはなおも毅然として、剣山の制度は、家中に無用な迷信心理をつくる
禍因
(
かいん
)
だと論じた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“禍因”の意味
《名詞》
禍となる原因。
(出典:Wiktionary)
禍
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
因
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
“禍”で始まる語句
禍
禍根
禍害
禍乱
禍機
禍津日
禍福
禍殃
禍事
禍悪