“おもむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オモム
語句割合
赴49.7%
徐37.5%
趣7.6%
趨3.9%
走0.2%
面向0.2%
就0.2%
帰0.2%
行0.2%
趁0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ミリエル氏はそこに赴(おもむ)いた九十五人の司教の一人であった。しかし彼はただ一回の会議と三、四回の特殊協議に出席しただけだった。
それを想うて深く愧ぢ入る次第であるが、今は徐(おもむ)ろに識者の是正を乞ふ暇を持たないため、遺憾ながら手控のままを印刷に附した。
降蔵の話によると、彼は水戸浪士中の幹部のものが三、四人の供を連れ、いずれも平服で加州の陣屋へ趣(おもむ)くところを目撃したという。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
だから、高野は勿論、叡山其他寺々の童子は、昔から信仰に束縛のなかつた慣例から、浄土・一向・融通・時衆などに趨(おもむ)いた。
((田忌))直(ただ)ちに大梁(たいりやう)に走(おもむ)く。魏(ぎ)の將(しやう)龐涓(はうけん)、之(これ)を聞(き)き、韓(かん)を去(さ)つて歸(かへ)れり。(四二)齊(せい)の軍(ぐん)既(すで)に已(すで)に過(す)ぎて西(にし)す。
君(きみ)、兵(へい)を引(ひ)いて疾(と)く大梁(たいりやう)に走(おもむ)き・(三九)其街路(そのがいろ)に據(よ)り・其方(そのまさ)に虚(きよ)なるを衝(つ)くに若(し)かず。彼(かれ)必(かなら)ず趙(てう)を釋(す)てて自(みづか)ら救(すく)はん。是(こ)れ我(われ)一擧(きよ)して趙(てう)の圍(かこ)みを解(と)きて、(四〇)弊(へい)を魏(ぎ)に收(をさ)むる也(なり)
泥にされて、主人へ、何の面向(おもむ)けやある。と暴(あ)れ狂うのを、羅生門の同勢、みながかかって、足蹴(あしげ)、袋だたきの目にあわせ、獄へ投げ入れたものと分かりました
『死のう。……生きて、世に、面向(おもむ)けのなる身かは』
そうしてそれを知っている者は、私の親友、殿の客分天野北山(あまのほくざん)一人だけである。就(おもむ)いて訊ねるもよいだろう。私は今死を急ぐ、それについて語ることは出来ない。下略
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
父母の生みなして、死ぬれば、その霊(たま)永く幽界(かくりよ)に帰(おもむ)きおるを、人これを祭れば、来たり歆(うく)ることと、ありのままに心得おりて、強(あなが)ちにその上を穿鑿(たずね)でもあるべきものなり
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
大泊村の海岸へ行(おもむ)いた、鴛泊から西の方に当って、おおよそ五、六丁位の所である、人家は格別沢山もないが、所々に漁業をなすものの家が幾軒ずつか散在している位である
利尻山とその植物 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
舁(かつ)ぐの孤児戦場に趁(おもむ)く
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)