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爭
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あらそひ
身請して妻と致し右妻の古郷へ夫婦連にて
罷越途中大井川の
端にて何者の
所業共知れず殺され其
首は
下伊呂村の
岡にて
犬がくはへ
爭居たりしを見付しと安五郎申たり又今一人男の
首は同所を
二人の激しい
爭は、平次にもよくわかるやうな氣がするのです。
指して
歸り來りしに何やら
路次の中
騷しければ早々來り見るに油屋番頭久兵衞と我が
女房が何か爭ひ居たるゆゑ文右衞門は兩人に向ひて何事の
爭か
譯は知ね共互に
大音揚近所へ對し
外聞惡し靜に
譯を