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いかで
ふりがな文庫
“いかで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
爭
75.0%
争
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爭
(逆引き)
姫微笑みて、君が友の我を猶太少女とおもひきとて、われ
爭
(
いかで
)
でか心に掛くべき、君は可笑しき人かなといひぬ。この話は我等の交を一と際深くしたるやうなりき。わが日頃の憂さは悉く散じたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
怨
(
うら
)
めし氣に
見遣
(
みや
)
り之は先にも申し上し通り私
爭
(
いかで
)
か人を
殺
(
ころ
)
しうべき又た先妻梅儀を
離縁
(
りえん
)
致せしは昌次郎と
不義
(
ふぎ
)
顯
(
あらは
)
れし故
離縁状
(
りえんじやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いかで(爭)の例文をもっと
(3作品)
見る
争
(逆引き)
夜は
山精木魅
(
さんせいもくび
)
の出でて遊ぶを想はしむる、
陰森凄幽
(
いんしんせいゆう
)
の気を
凝
(
こら
)
すに反してこの
霽朗
(
せいろう
)
なる昼間の山容水態は、
明媚
(
めいび
)
争
(
いかで
)
か
画
(
が
)
も
如
(
し
)
かん、天色大気も
殆
(
ほとん
)
ど
塵境以外
(
じんきよういがい
)
の感無くんばあらず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
我
(
われ
)
未
(
いま
)
だ
甞
(
かつ
)
て見ざりつる絶壁!
危
(
あやふ
)
しとも、
可恐
(
おそろ
)
しとも、夢ならずして
争
(
いかで
)
か飛下り得べき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
人この
裏
(
うち
)
に立ちて
寥々冥々
(
りようりようめいめい
)
たる四望の間に、
争
(
いかで
)
か
那
(
な
)
の世間あり、社会あり、都あり、町あることを想得べき、
九重
(
きゆうちよう
)
の天、
八際
(
はつさい
)
の地、始めて
混沌
(
こんとん
)
の
境
(
さかひ
)
を
出
(
い
)
でたりといへども、万物
未
(
いま
)
だ
尽
(
ことごと
)
く
化生
(
かせい
)
せず
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いかで(争)の例文をもっと
(1作品)
見る
“いかで”の意味
《形容動詞》
いかで(如何で、争で)
(疑問・推量の意で)どのようにして、どうやって。
(希望、意思の表現で)何とかして。
(反語)どうして。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あら
あらそ
あらそひ
いか
いさか
イカデカ
あらが
あらさ
あらそい
きそ