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争
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いかで
ふりがな文庫
“
争
(
いかで
)” の例文
旧字:
爭
夜は
山精木魅
(
さんせいもくび
)
の出でて遊ぶを想はしむる、
陰森凄幽
(
いんしんせいゆう
)
の気を
凝
(
こら
)
すに反してこの
霽朗
(
せいろう
)
なる昼間の山容水態は、
明媚
(
めいび
)
争
(
いかで
)
か
画
(
が
)
も
如
(
し
)
かん、天色大気も
殆
(
ほとん
)
ど
塵境以外
(
じんきよういがい
)
の感無くんばあらず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
我
(
われ
)
未
(
いま
)
だ
甞
(
かつ
)
て見ざりつる絶壁!
危
(
あやふ
)
しとも、
可恐
(
おそろ
)
しとも、夢ならずして
争
(
いかで
)
か飛下り得べき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
人この
裏
(
うち
)
に立ちて
寥々冥々
(
りようりようめいめい
)
たる四望の間に、
争
(
いかで
)
か
那
(
な
)
の世間あり、社会あり、都あり、町あることを想得べき、
九重
(
きゆうちよう
)
の天、
八際
(
はつさい
)
の地、始めて
混沌
(
こんとん
)
の
境
(
さかひ
)
を
出
(
い
)
でたりといへども、万物
未
(
いま
)
だ
尽
(
ことごと
)
く
化生
(
かせい
)
せず
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
争
常用漢字
小4
部首:⼅
6画
“争”を含む語句
競争
争闘
紛争
戦争
争論
口争
争鬩
抗争
闘争
戦争中
戦争後
競争者
言争
論争
競争試験
争奪
争覇
日清戦争
日露戦争
西南戦争
...