“日露戦争”の読み方と例文
旧字:日露戰爭
読み方割合
にちろせんそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うむ、力はすべて腹から出るものだ、西洋人の力は小手先からでる、東洋人の力は腹からでる、日露戦争にちろせんそうに勝つゆえんだ」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
ついに海蔵かいぞうさんは、かえってませんでした。いさましく日露戦争にちろせんそうはなったのです。しかし、海蔵かいぞうさんのしのこした仕事しごとは、いまでもきています。
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
日露戦争にちろせんそうに勝って、「日本強し」の声こそしていたが、そのころはまだ、日本人はあまり尊敬そんけいされていなかった。
柔道と拳闘の転がり試合 (新字新仮名) / 富田常雄(著)