“戦争中”のいろいろな読み方と例文
旧字:戰爭中
読み方割合
せんそうちゅう80.0%
いくささなか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家主やぬしは、戦争中せんそうちゅうたけ生活せいかつをしたひとから、時計とけいや、双眼鏡そうがんきょうや、空気銃くうきじゅうなどやすったのだと、やはり酒屋さかやのおじさんがいっていました。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
戦争中せんそうちゅう特攻隊とっこうたいが、よく出発前しゅっぱつまえわかれのことばを放送ほうそうして故国ここくにのこしたことがありますが、地域ちいき関係かんけいからか、あにはこれにくわわらなかったのです。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
戦争中いくささなかの縁談もおかしいが、とにかく早く奥様をびなさるのだね。どうです、旦那は御隠居と仲直りはしても、やっぱり浪子さんは忘れなさるまいか。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)