“戦争後”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんそうご66.7%
せんさうご33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野うへの戦争後せんそうご徳川様とくがはさま瓦解ぐわかい相成あひなりましたので、士族しぞくさんがたみな夫々それ/″\御商売ごしやうばいをお始めなすつたが、おれなさらぬからうまくはまゐりませぬ。
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
戦争後せんそうご、わたくしどもの家庭かていは、たいていびんぼうとなりました。いままでっているものもりはらって、くるしい生活せいかつのたしにしたのは、ひとり、このおんなひとだけではありません。
ひすいの玉 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「さうですね、そのへんつてゐるやうなちひさないしでも、戦争後せんさうご物価ぶつかがちがひますからな、五六千円せんゑんはかゝるつもりでないと出来できません。」
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)