“勤務先”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんむさき50.0%
つとめさき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等かれらのあるものは、避暑ひしよといふ名義めいぎもとに、すで東京とうきやうはなれてゐた。あるものは不在ふざいであつた。またあるものは多忙たばうのためときして、勤務先きんむさきはうとつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
此の朝の散歩の二日目に、娘が南の方から梅田へ行く電車を降りるところを發見して、それと無く尾行し、まんまと其の勤務先つとめさきをつきとめた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)