“条痕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あと25.0%
すじあと25.0%
しま25.0%
じょうこん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、あとであなたから、あの条痕あとが消えてしまったことを伺った時に、それが間違っている事に気づきました。問題は、あの途中で消えてしまった足跡にあるんです
寒の夜晴れ (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
条痕すじあとの左側には、杖を突いていたと見えて、杖の先の雪輪リングで雪を蹴散らしたあとが二、三間毎についているが、右側には全然ない。
寒の夜晴れ (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
男の顔は、白い条痕しまをなしている間に、赤い溝が交錯し、額に黒ずんだひだが灼きついていて二タ目と見られぬ物凄い形相だった。
暗中の接吻 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
氷河の引ッいた条痕じょうこんが、鮮明に残っているところを見ると、昔は今よりも、大きな氷河であったらしいことを示している。
火と氷のシャスタ山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)