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『寒の夜晴れ』
ふりがな文庫
『
寒の夜晴れ
(
かんのよばれ
)
』
また雪の季節がやって来た。雪というと、すぐに私は、可哀そうな浅見三四郎のことを思い出す。 その頃私は、ずっと北の国の或る町の——仮にH市と呼んでおこう——そのH市の県立女学校で、平凡な国語の教師を勤めていた。浅見三四郎というのは、同じ女学校 …
著者
大阪圭吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」1936(昭和11)年12月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約28分(500文字/分)
朗読目安時間
約46分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
辛
(
かろう
)
斑
(
むら
)
嘲笑
(
あざけり
)
面
(
づら
)
前夜
(
イヴ
)
表口
(
ここ
)
表紙
(
おもて
)
雪輪
(
リング
)
風雪
(
かざゆき
)
暗
(
やみ
)
齎
(
もた
)
条痕
(
すじあと
)
森
(
しん
)
戸外
(
おもて
)
寝床
(
ベッド
)
沸
(
たぎ
)
寛
(
ゆる
)
寒
(
かん
)
眼配
(
めくばせ
)
喰
(
くら
)
周章
(
あわて
)
充
(
あ
)
凡
(
すべ
)
軽々
(
かるがる
)
前
(
さき
)
藻掻
(
もが
)
硝子
(
ガラス
)
条痕
(
あと
)
立竦
(
たちすく
)
米突
(
メートル
)
紗幕
(
しゃまく
)
魂消
(
たまげ
)
美木
(
みき
)
肥
(
ふと
)
顫
(
ふる
)
行衛
(
ゆくえ
)
頻
(
しき
)
雪崩
(
なだれ
)
認
(
したた
)
跫音
(
あしおと
)
開放
(
あけはな
)
酷惨
(
むごたら
)
嫋々
(
じょうじょう
)
伽噺
(
とぎばなし
)
住居
(
すまい
)
俯向
(
うつむ
)
卒
(
お
)
卓子
(
テーブル
)
及川
(
おいかわ
)
可笑
(
おか
)
吃驚
(
びっくり
)
土産
(
みやげ
)
塊
(
かたまり
)
夜晴
(
よば
)
瞼
(
まぶた
)
従弟
(
いとこ
)
戸外
(
そと
)
扉
(
ドア
)
手繰
(
たぐ
)
攫
(
さら
)
明放
(
あけはな
)
春夫
(
はるお
)
主人
(
あるじ
)
流石
(
さすが
)
独楽
(
こま
)
痕
(
あと
)