“紗幕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃまく50.0%
ヴェール50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八時になると紗幕しゃまくをあげたようにパタッと降りやんで、不意に切れはじめた雪の隙間から深く澄んだ星空が冴え冴えと拡がっていった。
寒の夜晴れ (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
北太平洋名物の紗幕ヴェールのようなガスの深いある真夜中のことであった。
灯台鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)