“紗巾”の読み方と例文
読み方割合
しゃきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舟中の人もおどろき怪しんで見まわすと、舟をる五、六町の水上に、一個の神人しんじんの姿があざやかに浮かび出た。立派なひげを生やして、黒い紗巾しゃきんをかぶって、一種異様のけものにまたがっているのである。