“条目”の読み方と例文
旧字:條目
読み方割合
すじめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たぶん一インチぐらいしかないパーチやシャイナーの群——前者は横にはいった条目すじめでたやすく見わけがつく——を見ることがある。
その下で、紫や紅の縮緬の袱紗ふくさを帯から三角形に垂らした娘たちが、敷居や畳の条目すじめを見詰めながら、濃茶こいちゃの泡の耀かがやいている大きな鉢を私の前に運んで来てくれた。
洋灯 (新字新仮名) / 横光利一(著)
水圧のために徒渉者の足に堅くこたえてさわるようになった砂の底に印された波の条目すじめと、これらの条目に沿うて、あだかも波によって植えられたように