旧字:條目
たぶん一インチぐらいしかないパーチやシャイナーの群——前者は横にはいった条目でたやすく見わけがつく——を見ることがある。
水圧のために徒渉者の足に堅くこたえてさわるようになった砂の底に印された波の条目と、これらの条目に沿うて、あだかも波によって植えられたように
薪のくすぶっている炉の傍に、薬湯がかかっていて、蝿が荒筵の条目を斜めに匐っているばかりだ。梨の炉縁の焼け焦げた窪みに、湯呑が一つ傾いたまま置いてある。
氷のかたまりのはじに見える条目によってさらに厚さ一インチの氷が新たにできたのがはっきりわかったが。
“条目”の意味
《名詞》
法令など箇条書きの項目。また、そのような文書。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“条目(条書)”の解説
条書(じょうしょ・条目(じょうもく))とは、武家が主に領民に対して一方的な命令を交付する際に用いた箇条書からなる文書。
鎌倉時代よりこうした形式の文書が見られるが、戦国時代に入ると、戦国大名が家臣や領民に法令や軍事命令を強制・徹底させるためにこの形式を用い、江戸時代の幕藩体制下でもしばしば見られた。
条目は戦国大名同士の外交においては書状のほか交渉条件や贈答などにおいて条目形式の外交文書が用いられ、書札礼も存在する。
(出典:Wikipedia)
鎌倉時代よりこうした形式の文書が見られるが、戦国時代に入ると、戦国大名が家臣や領民に法令や軍事命令を強制・徹底させるためにこの形式を用い、江戸時代の幕藩体制下でもしばしば見られた。
条目は戦国大名同士の外交においては書状のほか交渉条件や贈答などにおいて条目形式の外交文書が用いられ、書札礼も存在する。
(出典:Wikipedia)