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額
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でこ
ふりがな文庫
“
額
(
でこ
)” の例文
樹脂
(
タール
)
で汚れて脂じんだ縞の
寛袴
(
シャロワールイ
)
を穿いた男が、もう一人の、ところどころに
補布
(
つぎ
)
の当つた青い
長上衣
(
スヰートカ
)
を著た、お
額
(
でこ
)
に大きな瘤のある男に向つて言つた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
傍らの大太鼓へ危うくお
額
(
でこ
)
をぶつけてしまうほどのお辞儀をすると小圓太は、さすがに嬉しさに胸ときめかせて
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
(あんな
角
(
つの
)
を、あんな角までお
額
(
でこ
)
んところへ生やして見せたりしやがったっけな!)
永遠の夫
(旧字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
次の句々の芸人たちについて一括して述べるなら、先づ亡き円右の頭については、詩人宮島貞丈お
額
(
でこ
)
の光ると「夏の夜の若竹亭」の詩の中で、うたつたことがある。
大正東京錦絵
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
“額”の意味
《名詞》
(ガク)金銭の量。金額。
(ガク)書画などを入れ壁にかけるなどして飾るための枠。額縁。
(ひたい)顔のうち、髪の生えぎわからまゆまでの部分。おでこ。
(ぬか)(古) ひたい。
(出典:Wiktionary)
“額”の解説
額(ひたい)は、顔の上部で、眉と髪の生え際の間のことである。くだけた言い方でおでこ(でこ)、古語ではぬかともいう。眉と眉の間は特に眉間(みけん)という。
(出典:Wikipedia)
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
“額”を含む語句
前額
額越
額際
出額
金額
富士額
真額
額付
額髪
額田
巨額
額着
額田王
少額
額縁
扁額
板額
額部
凸額
額堂
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