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凸額
ふりがな文庫
“凸額”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おでこ
60.0%
でこ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おでこ
(逆引き)
骸骨
(
コツ
)
を渋紙で
貼
(
は
)
り固めてワニスで塗り上げたような黒光りする
凸額
(
おでこ
)
の奥に、
硝子玉
(
ガラスだま
)
じみたギラギラする
眼球
(
めだま
)
が
二個
(
ふたつ
)
コビリ付いている。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
彼は
碌々
(
ろくろく
)
話も交えない労働者らの間にあって、人
馴
(
な
)
れない
気圧
(
けお
)
されたような様子をしてる
凸額
(
おでこ
)
の少年の病的な顔つきを、始終観察していた。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
凸額(おでこ)の例文をもっと
(6作品)
見る
でこ
(逆引き)
飛び出したお
凸額
(
でこ
)
の下には、
泪
(
なみだ
)
にあふれた腫れぼったい瞼があった。顔の色はこれがほんとの蒼いのだといいたいくらい不健康な色をしていた。
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
侯爵夫人はもとから春子夫人のお
喋舌
(
しやべり
)
とお
凸額
(
でこ
)
とが気に入らなかつたが、鳩山和夫氏が旧友を捨てて政友会へ入つてから一層それが
甚
(
ひど
)
くなつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
凸額(でこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
凸
常用漢字
中学
部首:⼐
5画
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
“凸”で始まる語句
凸凹
凸
凸起
凸出
凸形
凸面
凸字
凸凹路
凸面鏡
凸助
検索の候補
御凸額
“凸額”のふりがなが多い著者
加能作次郎
ロマン・ロラン
薄田泣菫
豊島与志雄
夏目漱石
夢野久作
海野十三