“烏木”の読み方と例文
読み方割合
こくたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その優しく愛らしく、ちと塵滓じんしを留めざる美しさは、名匠ラフアエロが空想中の女子の如し。烏木こくたんの光ある髮は、美しくなかだかなる額を圍めり。深黒なる瞳には、名状すべからざる表情の力あり。
或ひは烏木こくたんを指せりとし註釋者の説一ならず
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)