“黒檀彫”の読み方と例文
読み方割合
こくたんぼり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ギラ・コシサンが初めて此の女をア・バイの裏の炊事場で見た時、彼は茫然として暫く佇立ちょりつした。その女の黒檀彫こくたんぼりの古い神像のような美に打たれたばかりではない。
南島譚:02 夫婦 (新字新仮名) / 中島敦(著)