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黒眼
ふりがな文庫
“黒眼”の読み方と例文
読み方
割合
くろめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くろめ
(逆引き)
「さう。
実
(
み
)
は
生
(
な
)
つてゐないの」と云ひながら、仰向いた
顔
(
かほ
)
を
元
(
もと
)
へ
戻
(
もど
)
す、其拍子に三四郎を
一目
(
ひとめ
)
見た。三四郎は慥かに女の
黒眼
(
くろめ
)
の動く刹那を意識した。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
丁度
(
ちやうど
)
鳩の卵のやうに、
白眼
(
しろめ
)
と
黒眼
(
くろめ
)
とはつきりしたやつが、
香菜
(
シヤンツアイ
)
が何かぶちこんだ中に、ふはふは浮いてゐやうと云ふんです。どうです? 悪くはありますまい。
LOS CAPRICHOS
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
代助は是を
黒眼
(
くろめ
)
の働らきと判断してゐた。
三千代
(
みちよ
)
が細君にならない前、代助はよく、
三千代
(
みちよ
)
の
斯
(
か
)
う云ふ
眼遣
(
めづかひ
)
を見た。さうして今でも
善
(
よ
)
く覚えてゐる。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
黒眼(くろめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
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