“黒眼鏡”の読み方と例文
読み方割合
くろめがね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おれは、あいつがほしいものだなあ。」と、黒眼鏡くろめがねのおじさんは、子供こどものように、三ちゃんのおおきなべいにとれています。
こま (新字新仮名) / 小川未明(著)
そういう声は、まぎれもなく白丘ダリアに違いなかった。どうしてこんな繃帯をしているのだろう。それに黒眼鏡くろめがねなんか掛けて……と不思議に思った。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
五十恰好の、あまり人相のよくない、痩せた、黒眼鏡くろめがねを掛けた男である。盲人かと思ったがそうでもないらしい。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)