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蔀
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シトミ
ふりがな文庫
“
蔀
(
シトミ
)” の例文
横佩家の池の面を埋めるほど、珠を捲いたり、解けたりした蓮の葉は、まばらになつて、水の反射が
蔀
(
シトミ
)
を越して、女部屋まで来るばかりになつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
門を
鎖
(
シ
)
め、本堂の
蔀
(
シトミ
)
までも下して、堂内に静坐し、十露盤を控へて、ぱち/\と数を
詰
(
ツ
)
めて行つたさうだ。
三郷巷談
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“蔀”の解説
蔀(しとみ)は、寝殿造などに用いられた建具のひとつ。古くは「篰」(竹冠に部)と書いた(諸説あり)絵巻が描かれ出す12世紀以降では、寝殿造の外周には格子状の蔀が描かれる。寝殿造などの上級建築では通常は蔀と格子は同じものである。ただし、蔀は格子よりも意味の幅が広い。
(出典:Wikipedia)
蔀
漢検準1級
部首:⾋
14画
“蔀”を含む語句
蔀戸
蔀窓
半蔀
蔀格子
小蔀
蔀障子
板蔀
立蔀
半蔀几帳
揚蔀
蔀下
蔀明
蔀樣
蔀簾
蔀風