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蔀
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したみ
ふりがな文庫
“
蔀
(
したみ
)” の例文
水に近き郷なるこれが枝には
蘚
(
こけ
)
の付き易くして、ひとしほのおもむきを増すも嬉し。狭き庭にては高き窓の下、
蔀
(
したみ
)
のほとり、あるは檐のさきなどの矮き樹。
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
と
二間梯子
(
にけんばしご
)
を
持出
(
もちだ
)
し、萩原の裏窓の
蔀
(
したみ
)
へ立て懸け、慄える足を
踏締
(
ふみし
)
めながらよう/\登り、手を差伸ばし、お札を剥そうとしても慄えるものだから思う
様
(
よう
)
に剥れませんから
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“蔀”の解説
蔀(しとみ)は、寝殿造などに用いられた建具のひとつ。古くは「篰」(竹冠に部)と書いた(諸説あり)絵巻が描かれ出す12世紀以降では、寝殿造の外周には格子状の蔀が描かれる。寝殿造などの上級建築では通常は蔀と格子は同じものである。ただし、蔀は格子よりも意味の幅が広い。
(出典:Wikipedia)
蔀
漢検準1級
部首:⾋
14画
“蔀”を含む語句
蔀戸
蔀窓
半蔀
蔀格子
小蔀
蔀障子
板蔀
立蔀
半蔀几帳
揚蔀
蔀下
蔀明
蔀樣
蔀簾
蔀風