“諏訪明神”の読み方と例文
読み方割合
すわみょうじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上杉謙信が諏訪明神すわみょうじんに祈って、武運思いの通りであった故に、その後永く諏訪の大祭りの七月二十七日の朝だけは、神のお喜びなされる萱の穂を
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ここに立っているこの御柱おんばしらが、信濃しなので名高い諏訪明神すわみょうじんの力柱という奴じゃな。何しろ図太い柱じゃわい。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
姉妹は屋敷町を避けて諏訪明神すわみょうじんの境内へいった。社殿は小さいが古い杉の樹立があり、伊毗川の流れに臨んでいる。月のいい晩であったが、境内へはいるところで八木千久馬に出会った。
はたし状 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)