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『はたし状』
ふりがな文庫
『
はたし状
(
はたしじょう
)
』
今泉第二は藩主の参覲の供に加わって、初めて江戸へゆくことになったとき、和田軍兵衛の長女しのを嫁に欲しいと親たちに申し出た。まず母に話したのであるが、母はさも意外なことのように、こちらの顔をまじまじ眺めながら、すぐには返辞ができないというふう …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「週刊朝日 新年増刊」朝日新聞社、1951(昭和26)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約40分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
乾
(
いぬい
)
喰
(
た
)
籠
(
かご
)
閉籠
(
とじこ
)
陥
(
おとしい
)
厭
(
いと
)
咽
(
む
)
安土
(
あずち
)
癒
(
い
)
眩
(
くら
)
乞食
(
こじき
)
仰
(
おっ
)
仰臥
(
ぎょうが
)
伴
(
つ
)
俯向
(
うつむ
)
内濠
(
うちぼり
)
凭
(
もた
)
刹那
(
せつな
)
勿体
(
もったい
)
半刻
(
はんとき
)
却
(
かえ
)
参覲
(
さんきん
)
叉
(
また
)
反
(
そ
)
叱咤
(
しった
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呪詛
(
じゅそ
)
呻
(
うめ
)
咽
(
むせ
)
唆
(
そそ
)
喉
(
のど
)
喪
(
うしな
)
嗚咽
(
おえつ
)
噂
(
うわさ
)
噛
(
か
)
囁
(
ささや
)
国許
(
くにもと
)
執成
(
とりな
)
夕餉
(
ゆうげ
)
大股
(
おおまた
)
娘
(
こ
)
嬌
(
なま
)
定
(
き
)
寝衣
(
ねまき
)
寧
(
むし
)
尾鰭
(
おひれ
)
廂
(
ひさし
)
引摺
(
ひきず
)
怯
(
おび
)
悪戯
(
いたずら
)
悪辣
(
あくらつ
)
慥
(
たし
)
憐
(
あわ
)
扶持
(
ふち
)
披
(
ひら
)
拓本
(
たくほん
)
拳
(
こぶし
)
捻
(
ひね
)
掩
(
おお
)
掻
(
か
)
援
(
たす
)
斃
(
たお
)
日向
(
ひなた
)
昂奮
(
こうふん
)
昏
(
く
)
暢気
(
のんき
)
暫
(
しばら
)
曲輪
(
くるわ
)
曳
(
ひ
)
松茸
(
まつたけ
)
楓
(
かえで
)
楢
(
なら
)
櫟
(
くぬぎ
)
歪
(
ゆが
)
毀
(
こわ
)
毟
(
むし
)
洒落
(
しゃれ
)
溜息
(
ためいき
)
溢
(
あふ
)
漲
(
みなぎ
)
灌木
(
かんぼく
)
火桶
(
ひおけ
)
火箸
(
ひばし
)
焔
(
ほのお
)
狡猾
(
こうかつ
)
狷介
(
けんかい
)
生
(
は
)
痙攣
(
けいれん
)
痩
(
や
)
白粉
(
おしろい
)
皺
(
しわ
)
盃
(
さかずき
)
眉間
(
みけん
)
眩
(
まぶ
)
瞠
(
みは
)
砂埃
(
すなぼこり
)
穿
(
は
)
綴
(
つづ
)
綽名
(
あだな
)