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毟
ふりがな文庫
“毟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むし
98.0%
む
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むし
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
苦
(
くる
)
しさに
胸
(
むね
)
の
邊
(
あたり
)
を
掻
(
か
)
き
毟
(
むし
)
り、
病院服
(
びやうゐんふく
)
も、シヤツも、ぴり/\と
引裂
(
ひきさ
)
くので
有
(
あ
)
つたが、
施
(
やが
)
て
其儘
(
そのまゝ
)
氣絶
(
きぜつ
)
して
寐臺
(
ねだい
)
の
上
(
うへ
)
に
倒
(
たふ
)
れて
了
(
しま
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
歩きながら
道傍
(
みちばた
)
の豆の葉を、さっと
毟
(
むし
)
りとっても、やはり、この道のここのところで、この葉を毟りとったことがある、と思う。
女生徒
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
毟(むし)の例文をもっと
(50作品)
見る
む
(逆引き)
眼鏡の花田は
烏
(
からす
)
の羽毛を
毟
(
む
)
しってしまって俎の上で肉を叩きにかけていました。そばを小川が流れています。西北の丘陵から水を落して、
小合溜
(
こあいため
)
という貯水池が作ってあります。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
毟(む)の例文をもっと
(1作品)
見る
毟
漢検1級
部首:⽑
8画
“毟”を含む語句
草毟
掻毟
松毟鳥
“毟”のふりがなが多い著者
アントン・チェーホフ
江見水蔭
佐左木俊郎
小栗虫太郎
蘭郁二郎
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
島崎藤村
岡本かの子
林不忘