“みづの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水野60.0%
水呑40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尋常四年の水野みづのといふ子で、ほつそりした、色の白い、賢い子供です。
仔猫の裁判 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
容貌きりようのわるい妻を持つぐらゐ我慢もなる筈、水呑みづのみの小作が子として一足飛そくとびのお大尽なればと、やがては実家をさへ洗はれて、人の口さがなし伯父伯母一つになつてあざけるやうな口調を
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
容貌きりようのわるいつまつぐらゐ我慢がまんもなるはづ水呑みづのみの小作こさくとして一そくとびのお大盡だいじんなればと、やがては實家じつかをさへあえあはれて、ひとくちさがなし伯父そぢ伯母おば一つになつてあざけるやうな口調くてう
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)