“御正月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしやうぐわつ50.0%
おしようがつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今夜こんやすこあつたかいやうだね。おだやかで御正月おしやうぐわつだ」とつた。めしまして烟草たばこを一ぽんだんになつて、突然とつぜん
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
しかしいくら退屈たいくつだつて、此上このうへ御目出おめでたいものを、たりいたりしちやほねれますし、また御正月おしやうぐわつらしいものをんだりつたりするのもおそれますから、それで、御正月おしやうぐわつらしくない
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
身分みぶんわるいの學校がくかううしたのとくもくも勝手かつてことはれたもの先方さきわすれたかもらぬが此方こちらはたしかにまでおぼえてる、阿關おせきが十七の御正月おしようがつ、まだ門松かどまつとりもせぬ七日なのかあさことであつた
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)