“かわぎし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
河岸75.0%
川岸18.8%
河畔6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月の光、ゆうべの香をこめてわずかに照りそめしころ河岸かわぎしず。村々浦々の人、すでに舟とともに散じて昼間のさわがしきに似ずいとびたり。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ロンネビュー川は大きな流れではありませんが、川岸かわぎしが美しいことで有名です。ときには、水の中からまっすぐにき立っている、けわしい絶壁ぜっぺきのあいだをはげしく流れていきます。
旅にある日、ソーン、ヴィエンヌ、ガロンヌなぞの河畔かわぎしから遠く旅情を送った隅田川がもう一度彼の眼前めのまえひらけた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)