“ざっとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雑沓65.7%
雑鬧20.8%
雑踏7.4%
雑閙4.6%
雑遝1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芋を洗うような雑沓で、入浴する方が却って不潔ではないかと思われるくらいであったが、わたしはやはり毎日かかさずに入浴した。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
何しろ今日のこの雑鬧である。掻ッさらい、変態者の悪戯など、悪の跳梁はもちろん迷い子も二、三にはとどまらなかったであろう。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
喧嘩渡世の看板に隠れ、知らずのお絃の嬌笑を仲に、雑踏から剣眼を光らせて、随時随所に十七人の生命をうことになった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それに電話は身ぶるいするほど嫌いだし、田舎に引き籠ってからは、あの雑閙する東京の電車にはとても飛び乗れそうにない。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)