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ざっとう
ふりがな文庫
“ざっとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
雑沓
65.0%
雑鬧
21.5%
雑踏
7.2%
雑閙
4.5%
雑遝
1.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雑沓
(逆引き)
芋を洗うような
雑沓
(
ざっとう
)
で、入浴する方が却って不潔ではないかと思われるくらいであったが、わたしはやはり毎日かかさずに入浴した。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ざっとう(雑沓)の例文をもっと
(50作品+)
見る
雑鬧
(逆引き)
何しろ今日のこの
雑鬧
(
ざっとう
)
である。掻ッさらい、変態者の悪戯など、悪の
跳梁
(
ちょうりょう
)
はもちろん迷い子も二、三にはとどまらなかったであろう。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ざっとう(雑鬧)の例文をもっと
(48作品)
見る
雑踏
(逆引き)
喧嘩渡世の看板に隠れ、知らずのお絃の
嬌笑
(
きょうしょう
)
と
胆
(
きも
)
ッ
玉
(
たま
)
を仲に、
巷
(
ちまた
)
の
雑踏
(
ざっとう
)
から
剣眼
(
けんがん
)
を光らせて、随時随所に十七人の生命を
狙
(
ねら
)
うことになった。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ざっとう(雑踏)の例文をもっと
(16作品)
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▼ すべて表示
雑閙
(逆引き)
それに電話は身ぶるいするほど嫌いだし、田舎に引き籠ってからは、あの
雑閙
(
ざっとう
)
する東京の電車にはとても飛び乗れそうにない。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
ざっとう(雑閙)の例文をもっと
(10作品)
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雑遝
(逆引き)
余は家に置いてある人力車に乗って一走り走らせると、わけなく、絵画的な群集の
雑遝
(
ざっとう
)
している
真直
(
まっすぐ
)
な広い街路、また狭い町の
只中
(
ただなか
)
に達することができる。
仮寐の夢
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ざっとう(雑遝)の例文をもっと
(4作品)
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