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雑遝
ふりがな文庫
“雑遝”のいろいろな読み方と例文
旧字:
雜遝
読み方
割合
ざっとう
80.0%
ざつたふ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざっとう
(逆引き)
翌朝深淵の家へは医者が来たり、警部や巡査が来たりして、非常に
雑遝
(
ざっとう
)
した。夕方になって、布団を
被
(
かぶ
)
せた
吊台
(
つりだい
)
が
舁
(
か
)
き出された。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
余は家に置いてある人力車に乗って一走り走らせると、わけなく、絵画的な群集の
雑遝
(
ざっとう
)
している
真直
(
まっすぐ
)
な広い街路、また狭い町の
只中
(
ただなか
)
に達することができる。
仮寐の夢
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
雑遝(ざっとう)の例文をもっと
(4作品)
見る
ざつたふ
(逆引き)
これは本郷桜木天神の
傍
(
かたはら
)
に住んだ蘭軒でなくては想ひ到らぬ事である。真光寺の縁日は、寺門が電車の交叉点に向つて開いてゐる今日も、猶相応に賑しい。しかし既に昔日の
雑遝
(
ざつたふ
)
の面影をば留めない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
雑遝(ざつたふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
遝
部首:⾡
14画
“雑”で始まる語句
雑
雑沓
雑巾
雑魚
雑木
雑鬧
雑作
雑誌
雑言
雑人
“雑遝”のふりがなが多い著者
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
森鴎外
永井荷風