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雑遝
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ざっとう
ふりがな文庫
“
雑遝
(
ざっとう
)” の例文
旧字:
雜遝
翌朝深淵の家へは医者が来たり、警部や巡査が来たりして、非常に
雑遝
(
ざっとう
)
した。夕方になって、布団を
被
(
かぶ
)
せた
吊台
(
つりだい
)
が
舁
(
か
)
き出された。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
余は家に置いてある人力車に乗って一走り走らせると、わけなく、絵画的な群集の
雑遝
(
ざっとう
)
している
真直
(
まっすぐ
)
な広い街路、また狭い町の
只中
(
ただなか
)
に達することができる。
仮寐の夢
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
(闇黒。
雑遝
(
ざっとう
)
。)
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
プラットフォオムはだいぶ
雑遝
(
ざっとう
)
していたが、純一の乗った二等室は、駅夫の世話にならずに、跡から這入って来た客さえ、坐席に困らない位であった。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
叫喚
雑遝
(
ざっとう
)
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
遝
部首:⾡
14画
“雑”で始まる語句
雑
雑沓
雑巾
雑魚
雑木
雑鬧
雑作
雑誌
雑言
雑人