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雜遝
ふりがな文庫
“雜遝”の読み方と例文
新字:
雑遝
読み方
割合
ざつたふ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざつたふ
(逆引き)
モンテ、ピンチヨオは餘りに
雜遝
(
ざつたふ
)
すべければ、やゝ遠きモンテ、マリヨへ往かばや。こゝより市門まではいと近ければといふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
さて島田驛の人は定めて普門寺へ十念を受けに往くであらう。苾堂の
親戚
(
しんせき
)
が往く時
雜遝
(
ざつたふ
)
のために
困
(
くるし
)
まぬやうに、手紙と切手とを送る。最初に往く親戚は手紙と切手とを持つて行くが好い。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
異國人
(
ことくにびと
)
にて此祭見しことなきものは、かゝる折の
雜遝
(
ざつたふ
)
を想ひ遣ること能はざるべし。
立錐
(
りつすゐ
)
の地なき人ごみに、燃やす燭の數限なければ、空氣は濃く熱くのみなり
勝
(
まさ
)
りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
雜遝(ざつたふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
雜
部首:⾫
18画
遝
部首:⾡
14画
“雜”で始まる語句
雜
雜談
雜巾
雜誌
雜俳
雜草
雜木
雜魚
雜沓
雜司
“雜遝”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外