トップ
>
立錐
ふりがな文庫
“立錐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りっすい
88.9%
りつすゐ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りっすい
(逆引き)
壮大なる宮の建築、
立錐
(
りっすい
)
の余地なき祭りの群衆、しかつめらしき祭司、学者、長老の一団! しかしどこに神殿のたましいがあるか。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
しかしながら、桝に盛られたこの
立錐
(
りっすい
)
の余地なき人間の一山は、それを苦にもしないで、盛られたままに歌うもあれば騒ぐもある。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
立錐(りっすい)の例文をもっと
(16作品)
見る
りつすゐ
(逆引き)
異國人
(
ことくにびと
)
にて此祭見しことなきものは、かゝる折の
雜遝
(
ざつたふ
)
を想ひ遣ること能はざるべし。
立錐
(
りつすゐ
)
の地なき人ごみに、燃やす燭の數限なければ、空氣は濃く熱くのみなり
勝
(
まさ
)
りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
立錐
(
りつすゐ
)
の地なしと門前の警官が、絶叫したるも
宜
(
うべ
)
なりけり、
左
(
さ
)
しもに広き青年会館の演説場も、
只
(
た
)
だ人を以て埋めたるばかり、
爛々
(
らん/\
)
たる電燈も呼吸の為めに曇りて見えぬ、一見
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
立錐(りつすゐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
錐
漢検準1級
部首:⾦
16画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞
“立錐”のふりがなが多い著者
福田英子
徳富蘇峰
矢内原忠雄
木下尚江
中里介山
林不忘
三遊亭円朝
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
島崎藤村
江戸川乱歩