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りつすゐ
ふりがな文庫
“りつすゐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
立錐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立錐
(逆引き)
異國人
(
ことくにびと
)
にて此祭見しことなきものは、かゝる折の
雜遝
(
ざつたふ
)
を想ひ遣ること能はざるべし。
立錐
(
りつすゐ
)
の地なき人ごみに、燃やす燭の數限なければ、空氣は濃く熱くのみなり
勝
(
まさ
)
りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
立錐
(
りつすゐ
)
の地なしと門前の警官が、絶叫したるも
宜
(
うべ
)
なりけり、
左
(
さ
)
しもに広き青年会館の演説場も、
只
(
た
)
だ人を以て埋めたるばかり、
爛々
(
らん/\
)
たる電燈も呼吸の為めに曇りて見えぬ、一見
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
下は大床より上は天井に至るまで、
立錐
(
りつすゐ
)
の地を
剩
(
あま
)
さゞるこの大密畫は、即ち是れ一
顆
(
くわ
)
の寶玉にして、堂内の諸畫は悉くこれを
填
(
うづ
)
めんがために設けし文飾ある
枠
(
わく
)
たるに過ぎず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
之を制止する声
却
(
かへつ
)
て難船者の救助を求むる叫喚の如くぞ響く「
最早
(
もう
)
立錐
(
りつすゐ
)
の地が無いのだ」「コラ、垣を越えては
不可
(
いかん
)
」「
圧
(
お
)
すな/\」「
提灯
(
ちやうちん
)
が
潰
(
つ
)
ぶれるワ」「痛い/\」「ヤア/\」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
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