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顆
ふりがな文庫
“顆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
70.4%
み
7.4%
くわ
7.4%
つぶ
7.4%
つぶら
3.7%
つ
3.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
石見守
(
いわみのかみ
)
は、一
顆
(
か
)
のあかい
鞠
(
まり
)
をだして万千代の手にわたした。すると
検証
(
けんしょう
)
の
鐘巻一火
(
かねまきいっか
)
も、おなじように一つの白い鞠を
星川余一
(
ほしかわよいち
)
の手にあずける。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
顆(か)の例文をもっと
(19作品)
見る
み
(逆引き)
ただ、私は貞子の靴先を見ただけである。貞子の靴先は、夜露のためしっとりと濡れていた。そしてその上に、細かな褐色の秋草の
顆
(
み
)
がいっぱいについていた。
秋草の顆
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
顆(み)の例文をもっと
(2作品)
見る
くわ
(逆引き)
印
(
いん
)
一
顆
(
くわ
)
があつて、文に「菅氏」と
曰
(
い
)
つてあつた。若江氏は菅原姓であつたと見える。是は倉知氏の写して寄せたものである。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
顆(くわ)の例文をもっと
(2作品)
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つぶ
(逆引き)
漢帝なにがしの後園にあつた名高い
含消梨
(
がんせうり
)
といふ梨の実は、その大きさが酒瓶ほどもあり、一つ一つの重みが、ひどく持ち重りがするので、
顆
(
つぶ
)
がはち切れるほど成熟するころになると
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
顆(つぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
つぶら
(逆引き)
初秋の高原地帯の草原の中を歩くと、屹度くっついて来る
顆
(
つぶら
)
である。私はそしてすぐ自分の書斎に帰った。峻はそれから一時間ほどして帰って来た。
秋草の顆
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
顆(つぶら)の例文をもっと
(1作品)
見る
つ
(逆引き)
顆
(
つ
)
浮波々々
(
ふは/\
)
と
浮來
(
うききた
)
りぬ、
扨
(
さて
)
はと
嬉
(
うれ
)
しく
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
顆(つ)の例文をもっと
(1作品)
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顆
漢検1級
部首:⾴
17画
“顆”を含む語句
一顆
幾顆
万顆
眼顆
印顆
大顆
六顆
十顆
千顆
四顆
八顆
百幾顆
百顆
粟粒芥顆
紅顆
藍碧万顆
青絹玉顆
顆々
“顆”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
甲賀三郎
吉川英治
蒲原有明
佐左木俊郎
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
谷崎潤一郎
幸田露伴
薄田泣菫
森鴎外