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顆
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み
ふりがな文庫
“
顆
(
み
)” の例文
ただ、私は貞子の靴先を見ただけである。貞子の靴先は、夜露のためしっとりと濡れていた。そしてその上に、細かな褐色の秋草の
顆
(
み
)
がいっぱいについていた。
秋草の顆
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
よべの
電燈
(
あかり
)
をそのまゝに、 ひさげのこりし桃の
顆
(
み
)
の
文語詩稿 五十篇
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
やはり彼の靴先も露でしっとり濡れ、その上に秋草の
顆
(
み
)
がいっぱいについていた。褐色の、楕円形の花のような、細かな細かなその
顆
(
つぶら
)
は、貞子の靴先についていたのと、全く同じものであった。
秋草の顆
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
顆
漢検1級
部首:⾴
17画
“顆”を含む語句
一顆
幾顆
万顆
眼顆
印顆
大顆
六顆
十顆
千顆
四顆
八顆
百幾顆
百顆
粟粒芥顆
紅顆
藍碧万顆
青絹玉顆
顆々