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雜魚
ふりがな文庫
“雜魚”の読み方と例文
新字:
雑魚
読み方
割合
ざこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざこ
(逆引き)
ながらく
旱
(
ひでり
)
が
續
(
つゞ
)
いたので、
沼
(
ぬま
)
の
水
(
みづ
)
が
涸
(
か
)
れさうになつてきました。
雜魚
(
ざこ
)
どもは
心配
(
しんぱい
)
して
山
(
やま
)
の
神樣
(
かみさま
)
に、
雨
(
あめ
)
のふるまでの
斷食
(
だんじき
)
をちかつて、
熱心
(
ねつしん
)
に
祈
(
いの
)
りました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
その代り、時には飛んでもない者と、すつかり
眤懇
(
ぢつこん
)
になつてゐることがあります。巾着切
辰
(
たつ
)
三などもその一人で、相手は御法の網の目をくゞる、
雜魚
(
ざこ
)
のやうな男。
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
が、今は入江の魚が減つて、岩のあたりで釣魚をしたつて、
雜魚
(
ざこ
)
一匹針にはかゝつて來ないらしい。山や海の景色もあの時分は今よりも
餘程
(
よつぽど
)
美しかつたやうに思はれる。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
雜魚(ざこ)の例文をもっと
(8作品)
見る
雜
部首:⾫
18画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
“雜魚”で始まる語句
雜魚寢
検索の候補
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