“雜魚寢”の読み方と例文
新字:雑魚寝
読み方割合
ざこね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中でも、寶山講なんてえのは、洒落しやれたものですよ。有難い歌を唄つて、裸踊を踊つて、くたびれた頃お酒が出て、醉つてところで雜魚寢ざこねをするんだつてね。
「あのねえ、おみつつあん一人では可哀さうだから、みんなで雜魚寢ざこねしよう。」
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
男達三四人は其處に雜魚寢ざこねをする樣子で、まだ床も敷きつ放しですが、何の變つたところも無く、倉松の荷物といふ、小さい竹行李たけがうりを、引くり返して調べたところでも