トップ
>
雜魚寢
>
ざこね
ふりがな文庫
“
雜魚寢
(
ざこね
)” の例文
新字:
雑魚寝
その中でも、寶山講なんてえのは、
洒落
(
しやれ
)
たものですよ。有難い歌を唄つて、裸踊を踊つて、くたびれた頃お酒が出て、醉つてところで
雜魚寢
(
ざこね
)
をするんだつてね。
銭形平次捕物控:219 鐘の音
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あのねえ、おみつつあん一人では可哀さうだから、みんなで
雜魚寢
(
ざこね
)
しよう。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
男達三四人は其處に
雜魚寢
(
ざこね
)
をする樣子で、まだ床も敷きつ放しですが、何の變つたところも無く、倉松の荷物といふ、小さい
竹行李
(
たけがうり
)
を、引くり返して調べたところでも
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
奧には女子供が
雜魚寢
(
ざこね
)
をしてゐるし、その隣はお葉の部屋で、あつしは入口の三疊一パイになつて寢たんだから、引窓からででもなきや、夜中に外へ出られやしません。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
雜
部首:⾫
18画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
寢
部首:⼧
14画
“雜魚”で始まる語句
雜魚