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雑閙
ふりがな文庫
“雑閙”のいろいろな読み方と例文
旧字:
雜閙
読み方
割合
ざっとう
83.3%
ざつたう
8.3%
ざつたうす
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざっとう
(逆引き)
海路、
摂津
(
せっつ
)
から四国へ行く便船は、こよいの
八刻
(
やつ
)
の上げ潮に
纜
(
ともづな
)
を解くというので、夕方の船着場は、積荷や客の送別で
雑閙
(
ざっとう
)
していた。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雑閙(ざっとう)の例文をもっと
(10作品)
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ざつたう
(逆引き)
ある時、上京するために大阪駅のプラットホームまで来ると、
雑閙
(
ざつたう
)
のなかに一人の妙な男が立つてゐた。乗り降りの客が忙しく動いてゐる中に、ひとり懐手をしてぽかんと突つ立つてゐるのだ。
聴雨
(新字旧仮名)
/
織田作之助
(著)
雑閙(ざつたう)の例文をもっと
(1作品)
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ざつたうす
(逆引き)
先
(
まづ
)
展
(
のし
)
昆布を出す。浴後昼食
畢
(
をはつ
)
て、先当地之
産土神
(
うぶすながみ
)
下之御霊
(
しものごりやう
)
へ参詣、(中略)北野天満宮へ参詣、(中略)貝川橋を渡り、平野神社を拝む。境内桜花多く、遊看の
輩
(
ともがら
)
男女
雑閙
(
ざつたうす
)
。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
雑閙(ざつたうす)の例文をもっと
(1作品)
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雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
閙
漢検1級
部首:⾨
13画
“雑”で始まる語句
雑
雑沓
雑巾
雑魚
雑木
雑鬧
雑作
雑誌
雑言
雑人
“雑閙”のふりがなが多い著者
水野仙子
吉川英治
織田作之助
梶井基次郎
北原白秋
森鴎外
海野十三