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猫脊
ふりがな文庫
“猫脊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねこぜ
66.7%
ねこせ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねこぜ
(逆引き)
人はよく、博士が
南京路
(
ナンキンろ
)
の
雑鬧
(
ざっとう
)
の中を、
擦
(
す
)
れ切った
紫紺色
(
しこんしょく
)
の
繍子
(
しゅうし
)
の服に身体を包み、ひどい
猫脊
(
ねこぜ
)
を一層丸くして歩いているのを見かけるが、博士の住居を知っている者は、殆んどない。
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
お眼が小さく、
眉
(
まゆ
)
も、太すぎます。お歯も、ひどく悪いようですし、ちっともお
綺麗
(
きれい
)
なおかたではございません。脚だって、少し曲って居りますし、それに、お可哀そうなほどのひどい
猫脊
(
ねこぜ
)
です。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
猫脊(ねこぜ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ねこせ
(逆引き)
おう、だいじなことを言い忘れた。ひどい
猫脊
(
ねこせ
)
で、とんとせむし、——君、ちょっと眼をつぶってそんなふうの男を想像してごらん。ところが、これは嘘なんだ。まるっきり嘘なんだ。おおやま師。
ダス・ゲマイネ
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
猫脊(ねこせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
猫
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
脊
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“猫”で始まる語句
猫
猫背
猫撫声
猫撫
猫板
猫柳
猫又
猫児
猫婆
猫属
“猫脊”のふりがなが多い著者
太宰治
海野十三