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ぎょく
ふりがな文庫
“ぎょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ギョク
語句
割合
玉
94.9%
揚代
5.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉
(逆引き)
玉
(
ぎょく
)
はそこで
衾
(
やぐ
)
を
展
(
の
)
べて暫く女をやすまし、自分は他の
室
(
へや
)
へいって寝たが、朝になって女の所へいってみると、女は帰ったのかもういなかった。
阿英
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
相場で云えば売買両方の
玉
(
ぎょく
)
を出して置く両建と云ったようなものである。しかし、両建と云うのは、大勝する
所以
(
ゆえん
)
ではない。
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ぎょく(玉)の例文をもっと
(37作品)
見る
揚代
(逆引き)
海上は
頻
(
しき
)
りと登楼いたし、花里には
延
(
のべ
)
たらに昼夜の
揚代
(
ぎょく
)
がついておりますから、座敷へ入れないことは出来ぬ、まるで
我
(
わが
)
部屋は貸し切りにしたような始末で、まことに都合がわるい。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
出ないのは当り前ですと、それから順を逐て、
揚代
(
ぎょく
)
の事
纒頭
(
しゅうぎ
)
の事
箱丁
(
はこや
)
の事女中の事、料理屋の事待合の事船宿の事、ことごとく
説明
(
ときあき
)
らめた揚句、遊ぶなら金を遣うこと、遣わぬなら遊ばぬこと
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
なんかんと
風説
(
うわさ
)
しております、そのうちに
張見世
(
はりみせ
)
の時刻になりましたが、総仕舞で
八重
(
やえ
)
の
揚代
(
ぎょく
)
が付いて居りまするから、張見世をするものはございません、皆海上の来るのを待っている。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぎょく(揚代)の例文をもっと
(2作品)
見る
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