“あげだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
揚代100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人は石を切り終って揚代あげだいを代償さると心得てつ内、文なし漢は両人承引の上はわれここに用なしと挨拶して去った。
揚代あげだいガ十七両タマッテ、吉原ノ茶屋ガ願ウト云イオッテ困ッタガ、フダンカラ誰モ世話ヲシナイ故、オレニ頼ンダ、オレハ昨今ノコトダカラ知ラズ、金ヲ工面くめんシテ済マシテヤッタガ
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ただには置かず揚代あげだい請求の訴を法廷へ持ち出すと、ボッコリス王、ともかくもその男にトが欲するだけの金を鉢に数え入れ、トの眼前で振り廻さしめ、十分その金を見てたのしめよとトに命じた。